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佐藤可士和の超整理術

佐藤可士和の超整理術

佐藤可士和の超整理術
これは「片付けのハウツー本」ではなく、発想の根本をどこに求めてその先をどう考えていくのか
という考え方、取り組み方をまとめた本です。

アートディレクターはお客さんの持っている問題を治す「ドクター」として、
現状の課題から企業の背景、世間の動きや導くべき未来像などをミクロから
マクロに視線まで広げて処方する役目を果たす存在だ、と。

そこで必要なことは、その挙げられた様々な情報を「整理」し、本質を捉えること。
そしてそこから筋道立てて組み上げていくことが大切です。

別に何かものすごい奇抜で新しい発想は、解決には必要ありません。

既に何かのヒントがその情報の中にあって、それを組み合わせたり組み替えたり、
逆にしたり、もっと広い視点で見たりして形作ることがポイントです。


この本では、その「整理」のレベルとして

・レベル1「空間」の整理術
 →現実に目に見える「モノ」の整理。
  机やカバンの中身など、とにかくプライオリティを決めて整理する。
  必要とするものとしないものの一番簡単なレベルとして、まず身近なところを整理して
  無駄なくリスクを回避。
  ここで「整理の大切さ」をしっかりと認識する。

・レベル2「情報」の整理術
 →テキストや画像など、様々な目に見える情報を整理し、問題の本質に迫る。
  何が問題なのかが分かれば、そこに向けて色々な視点から向かうべき方向を
  定めていく。
  様々な事例をもとに、どうやって物事を考えて整理したものをまとめていくのかを紹介。

・レベル3「思考」の整理術
 →目に見えるものでもなく、頭の中にしかない抽象的な概念を整理し、分かりやすい
  「情報」へと落とし込んで理解することが何よりも大切。
  客観的に物事を捉えて、仮設を自分の言葉で立てる。それを相手にぶつけて
  その反論を元により核心へと「情報」の精度を高めていく。


この3段階に分けて、整理の大切さとその考え方を述べています。

とにかく理論的に物事を考えぬくこと。
そして「言葉」として表現してみること。

この精度が恐ろしく高い人なのだなぁ、というのが本を読んだ実感です。
扱える語彙がものすごい広い。
だからこそ色々な課題を「情報化」できるのだろうし、「整理」も自分の中のルールで
一定に行えるんでしょうね。

やり方はこの本を読めば分かります。
ただ、このレベルまで精度を高めるには、相当な訓練が必要だということも分かりました。


まずは自分も身の周りの整理から訓練してみます。

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